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けん玉STORIES

「仲間と一緒に」けん玉で世界とつながる

―けん玉を始めたきっかけは?

2023年のけん玉ワールドカップ女性の部で優勝した山田さんのけん玉とのファーストコンタクトは小学校2年生。
「学童で初めてけん玉で遊びました」と振り返ります。その後小学校でも触れる機会があり、「『昔遊び発表会』でもけん玉遊びをしました」と笑顔で語ってくれました。母親に連れて行ってもらって、けん玉の競技を実際に見たことでのめり込んでいったといいます。

―けん玉の魅力は?

「けん玉1つでコミュニケーションが取れる」「年齢を問わず遊べる」と目を輝かせながら明かしてくれた山田さん。
これまでの大会で優秀な成績を残してきたこともあり、山田さんにはアメリカのけん玉ブランド『Sol Kendamas』がスポンサーについており、2024年1月にアメリカで開催された大会にも出場しました。
国境を越えて活躍している山田さんは、「けん玉で海外に行けた。貴重な経験ができている」と今の環境に少し驚きつつも、「けん玉を続けていることで、私と同じようにけん玉を本気でやっている外国の友達ができた」とにっこりと充実感をにじませました。日頃からSNSを通じて世界中のけん玉仲間と交流をしています。

―けん玉の技について教えてください

日々新しいトリックが生まれるけん玉。
新しいトリックに挑戦するときは、「なかなか成功できなくて悔しいけど、決まったときの達成感が何にも代えがたい。たまらない」と魅力を明かしてくれました。
大体は、「1~2か月でできるようになる」と驚きの習得力。けん玉の動画をSNSで公開することもあるようで、山田さんのスマートフォンにはたくさんのトリックの動画が保存されていました。
ひとりで練習するよりも、「仲間と一緒にやると(できなかったトリックが)できることがある」と不思議な力で急に上達することもあるため、大会などで仲間と集まる機会をいつも心待ちにしているようです。

山田 希羽さん(登録名:NOWA) 14歳 新潟県 けん玉歴7年 (2024年情報)